捻挫・打撲・肉離れ
- スポーツ中に足首をひねって痛みがあり、腫れている
- 手をついて転んだ際に痛めてその後しばらく痛みが引いていない
- 転んでぶつけた場所が腫れて痛みがある
- 急に走り出した際に太ももに痛みがあり歩けない
- ジャンプ動作した際にふくらはぎに痛みがある
捻挫・打撲・肉離れとは|旭川市 重原整骨院・整体院
捻挫、打撲、肉離れという言葉をよく耳にすることがあると思います。
スポーツ現場などでは特に起こりえるものですが、普段スポーツをしていない方や運動習慣がない方でも起こることがあります。
捻挫とは関節の部分に不自然な姿勢や力が加わることによってその関節を繫いでいる靭帯や腱、軟骨に傷がつくことを言います。肩、手首、膝、足首など関節のある場所ならどこでも起こりえます。負傷部位と症状によっては歩けなくなったりと日常生活動作に支障が出てくることもあります。
打撲とは転倒などにより身体をぶつけたり、打たれたりした際に傷口を伴わない軟部組織の損傷のことをいいます。主な損傷部位は皮下組織(皮膚の下にある血管や神経が通る場所)と筋肉なので打ち所が悪いと症状が重かったり、処置が正しく施されていないとコンパートメント症候群、外傷性骨化性筋炎などといった重篤な合併症を伴うことがあります。
肉離れとは打撲と同様、筋損傷によるものですが、一般にはぶつけたというより介達外力といって、筋肉に急激な負荷や抵抗が加わることによって起こります。好発部位としては大腿部(太もも)や下腿部(ふくらはぎ)の筋肉と腱の移行部(筋腱移行部)に起こることが多いです。
捻挫・打撲・肉離れの原因|重原整骨院・整体院
捻挫といっても部位によって症状がさまざまなので、発生頻度として多い足関節捻挫について述べていきます。
足関節捻挫を起こす機序としては階段を下りている際に踏み外したり、段差につまずいたり、スポーツ中にジャンプして着地した際にひねったりと様々なものがあります。
特に多いのが足首を内側にひねる(内返し)動作です。内側にひねった結果足のくるぶし付近に腫れや痛みが生じ、専門的な用語でいうと前距腓靭帯という靭帯が損傷していることが多いです。
打撲の原因としては、棚で頭を打ったり机に太ももをぶつけたりするような日常の些細な動作で起こります。
スポーツ現場ではサッカーやラグビーなど接触するプレーが多いスポーツに起こることが多く、内出血や瘢痕が多数起こります。また筋力が落ちて足腰が弱まっている高齢者などは体制を変える動作の際にバランスを崩してつまずいたり、階段やベッドからの転落などの際に起こることもあります。症状としてはぶつけた場所に腫れや出血、皮下出血班といって紫色のアザができることが多いです。
肉離れの原因は急に全力で走りだすなど、限界を超えて筋肉が引っ張られたときに筋肉の一部が損傷、もしくは断裂し痛みが起こります。プチっと切れたような音とともに強い痛みが発生し、痛みのために歩けなかったりと日常生活もままならないような状態になります。
損傷部位の状態は打撲と同様、筋肉の一部が出血し、腫れが起こり、皮膚の下(軟部組織)に紫色のあざが出来たりします。
捻挫・打撲・肉離れの治療|重原整骨院・整体院
捻挫・打撲・肉離れの処置、および治療法としてはほとんどが同じです。
怪我の初期治療の基本は、RICE処置です。
Rest(安静)
Ice(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
という止血処置の手順があります。
まず捻挫にしろ打撲にしろ肉離れにしろ損傷している部分と全身を動かさずに休ませ、氷水で濡らしたタオルや、もしあれば氷嚢に氷を入れて損傷部位を冷やします。
その後、それぞれの症状に合った処置、例えば包帯、テーピング、手技療法を行い、圧迫をして、心臓より高くなるように損傷部位を上にして止血します。
打撲・捻挫・肉離れ以外の怪我に対してもこのRICE処置は有効ですが、我々柔道整復師としてはまずはその損傷が起きた発生機序、患部の状態・症状、緊急性を判断し適正な処置を行います。
度合いによっては重篤な合併症も併発してしまう恐れがありますので、軽い捻挫や打撲、肉離れと思わず、そうなってしまった場合は速やかに医療機関に行くことをお勧めいたします。
当院の施術|重原整骨院・整体院
旭川市の重原整骨院・整体院では患者様の捻挫・打撲・肉離れの状態を把握するためにまずはしっかりと問診、検査をさせていただきます。
上記でも述べたように患部の状態や発生機序、経過時間によっては予後がよくない場合もありますので、まずは超音波検査(エコー)といって患部の状態を見る機械で筋肉の状態や出血の状態を診察させていただきます。診察させていただいた上でその怪我に対して適切な治療をオーダーメイドでご提供させていただきます。
まずは患部の状態だけでなく、全身の筋肉の歪みやバランスがどのくらい今の症状に影響を及ぼしているのかを筋膜調整という手技療法を行います。
それにより痛みが減りますが、痛みの度合いが強かったり、腫れがひどい場合は交感神経の興奮が高いということなので、その神経の興奮を落ち着かせるための高圧電気治療(ハイボルテージ療法)を行い、痛みや腫れをさらに軽減させます。
症状が落ち着き次第、身体のバランスや日常生活の癖、捻挫や打撲、肉離れが起きないようにするためのバランス調整としてスタンサー測定などを行い、最終的には同じようにな怪我を起こさないよう身体の軸を鍛えるインナーマッスル検査(EMS検査)を行っていきます。
国家資格(柔道整復師)を持つ身体のプロフェッショナルが、どこに行っても改善しない捻挫・打撲・肉離れの症状を改善致します。旭川市でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。