むち打ち症の原因と施術について

車に乗られている方は“むち打ち”という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？交通事故の衝撃で、頚椎（首を構成している骨のあつまり）がムチのようにしなることで、筋肉や靭帯、神経がダメージを受けて、捻挫状態に陥ります。

それがむち打ちで、その症状から「頚椎捻挫」とも呼ばれます。骨折や脱臼などの骨の異常は、レントゲンで把握することができますが、むち打ち症は捻挫であるため、レントゲンでは把握することが難しいのです。

そのため、医療機関で「異常なし」と判断されてしまうことが多い疾患でもあります。

むち打ちを放っておくと、だんだんと痛みが引いてくる場合もありますが、適切な治療を行わないと、多くの場合後遺症が残ってしまいます。筋肉や靭帯、神経がダメージ、衝撃によって歪んだ骨格は、勝手には治りません。後遺症として、首・肩こりや頭痛、倦怠感、めまい、吐き気などが長期にわたって続くこととなります。そうなると、仕事に集中できなかったり、休みがちになったり、疲れが取れなかったりと、日常生活にも大きく影響することになります。

当院には、むち打ちの症状に悩んでいる方や、交通事故後の治療を目的とした方が多くいらっしゃいます。当院では、まず痛みを取り除くことを第一に、痛みのでている患部に対する電気治療やマッサージ治療、温熱治療などを行います。患部の症状の緩和をはかります。

後遺症のリスクを最小限に抑えつつも、痛みを早期に緩和できるのが、当院の施術の特徴です。施術に関しても、全ての患者様に同じ方法をとっているのではなく、症状や事故の状況、痛みの度合いなどに合わせて治療方法を提案させていだだく、オーダーメイド式です。

ご自宅での隙間時間に行うことができる、セルフケアやストレッチの指導もさせていただきます。

また、当院は予約されている方を優先して施術し、待ち時間というストレスのない環境を提供いたします。むち打ちに悩んでいるという方は、ぜひ当院へご相談下さい。

①『加害車両の確認』

相手側(加害者)の方の免許証、車検証、保険証などを確認し、メモを取っておいてください。連絡先の交換も行い、事故の目撃者がいる際は、その方の連絡先も確認しておくとなお良いです。車の被害状況は写真に納めておきましょう。

②『警察に連絡』

届け出をしないと警察の介入はありません。この場合、被害者になにかと不利になる場合があります。必ず警察を呼んで、現場検証をしてもらいましょう。

③『保険会社へ連絡』

事故の日時・場所・内容を保険会社に連絡してもらいます。任意保険の約款には、事故後６０日以内に事故の報告がない場合、原則として保険金は支払わないと定められていますので、出来るだけ早く保険会社に連絡しましょう。

④『重原整骨院または整形外科（病院）へ』

保険会社に連絡後は、骨折や出血が見られるような場合はすぐに医療機関へ行きましょう。
軽い打撲やむち打ちなどの場合は、当院で身体の状況を診させていただきます。
交通事故でのケガやむち打ち症は一見軽く見えても後遺症が残ることが良くあります。
治療計画をお伝えした上で、医療機関をご紹介させていただきます。適切な対応をしないと自賠責保険などの補償を受けられない事があります。当院では治療だけでなく保険のご相談も含めトータルサポートさせていただきます。